
R-20iSの主な特長

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定格出力300W/8Ω、600W/4Ωのモノラルパワーアンプ。 |
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低インピーダンスドライブ時にもA級動作を維持するハイパークラスA回路搭載 |
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バランス入力、シングルエンド入力各1系統装備。 |
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2系統のスピーカー出力を装備。バイワイヤー出力にも対応 |
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大容量のトランスを使用した強力な電源部 |
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ミニタワー型シャーシ採用 |
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2Chのみならず、マルチチャンネル用のパワーアンプとしても最適 |
Dussun R-20iSは完全バランスド・リファレンス・モノラル・パワーアンプです。入力から出力までフルバランス回路を搭載したハイパワー・ハイカレントのモノラル仕様で、バランス(XLR)とシングルエンド(RCA)の両入力に対応しています。ハイエンドオーディオシステムコンポーネントへの組み込みを念頭に、R-20iSはいかなる高音質ソースに対しても、その音楽そのものすべてを忠実に再生。無尽とも思えるパワーは、あらゆる高精度スピーカーから最良のサウンドを引き出すでしょう。
定格出力は8Ω負荷で300W。通常のハイファイオーディオリスニングにおいては十二分のパワーを備える一方、4Ω負荷で600Wと、負荷値に反比例して出力が倍増する理想的なアンプ特性を実現しており、強力なドライブ能力を備えています。
これを可能にしているものが、ダッサンの製品全てに共通の強力な電源部と出力段です。
電源部には、1600VAのカスタムメイドの大型トロイダルトランスに加えて、トータル容量約12万μFの低ESRコンデンサーを搭載。
また、出力段には48個のトランジスターを24個(12組のコンプリメンタリー)ずつ前後にシンメトリーに配置。加えて電源トランスをシャーシ最下部に設置し、その上にキャパシターを初めとするレギュレーター基板、最上部にインプット基板/コントロール基板を銅メッキされたシールド板に階層状に取り付けて配置することで、主に電源部からの音楽信号へのマグネティックフィールドの影響を最小限に留めるという稀に見るコンストラクションを採用しています。
さらに、ダッサン独自のアダプティブ・バイアス方式によるハイパークラスA回路を搭載。
これは、入力信号レベルに応じて出力段のバイアス電流を可変させるもので、スピーカーのインピーダンス変動に関わらず、つねにA級動作で信号を増幅・出力します。
一般的なピュアクラスA回路では、過負荷状態になるとB級動作へ移行してしまいますが、ハイパークラスA回路の場合は負荷変動に左右されないため、ピュアクラスA回路よりも理想的なA級動作が可能。同時に、消費電力、発熱量も少なくなっています。
入力は、バランス(XLR)とシングルエンド(RCAピン)を各1系統装備。入力の切替は背面のスイッチによって行うことが出来ます。バランス出力装備のプリアンプと組み合わせたときには、入力から出力まで、外来ノイズの影響を未然に排除する完全バランス伝送システムを構築することができます。
シャーシは、コンパクトなミニタワー型で、スピーカーに近接配置するなど、モノラルパワーアンプならではのフレキシブルな使いこなしが可能。
このほか、オーバーロードやDCサーボ回路のオフセット等からアンプを保護するプロテクション回路を内蔵しています。
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