AV システムにおいては、動的なレギュレーション特性も見逃せないポイントです。ピーク電力は2400VA、電力効率80%以上が確保されており、回路の低インピーダンス設計により、出力電圧はほとんど変動することがありません。しかも、その動作はきわめて軽快・俊敏であるため、消費電力が大きく変動する場合も、電力供給が急激に細ってしまうダイナミック・コンプレッションを生じることもありません。また、X1260はスイッチングタイプの電源装置と異なり、リニアなアナログ設計モデルであるため、自身がノイズ発生源となることはなく、電源ラインを通じてはもちろん、空間を伝播する高周波ノイズ、EMI(電磁誘導)ノイズとも無縁になっています。